がんと宣告された時は、死ぬことしか考えられなかった
子供はすでに自立しているから

もう自分の役目はもう終わったよね?
だからもう何も頑張らなくても良いですよね?
気功の癒しが今まで頑張って胸の奥にしまっていた思いを、一気にあふれ出させたのでしょうね。
そして涙になって流し出せたことで、彼女は自分が本当にやりたかったことを見つけることが出来たのだと感じています。
なぜ人はガンで死ぬのでしょうか?
ガンの告知を受けたら
きっと進行を止めるのは難しくて、辛い抗がん剤治療を受けて死んでゆくんだ・・・
そう思って気落ちして、部屋に引きこもってしまうのではないでしょうか。
ガンで人が死ぬのは、ガン細胞が増殖して、急激に大量の栄養をひとり占めにするので、元気な細胞が急速に栄養不足になってしまうからです。
ガン細胞組織には、正常細胞組織よりも多くの血管があるので、格段に多くの血液が流入しています。
するとガン細胞が増えすぎて、正常細胞組織が栄養不足になり、一気に体力や気力がなくなって生命維持の機能を失ってしまうのです。
ガンで死なないための2つのポイント!
1つはガン細胞を増やさないこと
もう1つは正常細胞が充分にその機能を発揮できるように栄養と血流を確保すること
ガン細胞を摘出する手術や、抗がん剤治療など、ガン細胞の増減の検査も大切でしょう。
でも栄養を損ね、体力をいたずらに損ねてまで、無理やりガン細胞を根絶するのではなくて、今以上にガン細胞の数が増えなければ大丈夫なんです。
ガン細胞の数が増えないように、そして正常な組織の機能が損なわれないように、しっかりと栄養を確保して、免疫能力・体力を充分に強化しておくことが、がんで死なないためにはとても大切なことなのです。
彼女が出会った元気になる運動は笑いヨガ
ガン患者には運動制限がないんですよね、むしろ運動を進められているようですよね。
彼女はガンの治療をきっかけに、それまでは毎日フルタイムで勤めていた仕事をザックリと減らし
その空いた時間を自分の健康づくりの時間にあてることにしたのです。
まずは筋力、体力をつけるために1週間に数回30分のフィットネスに通い始めました。
それから気功教室も探していたので、池袋のメトロポリタンで外科医で気功師の先生が行っている気功教室をご案内しました。
でもまだ何か出来ることはないかしら?
そう考えていた彼女に、私は次に笑いヨガを提案してみたのです。
この笑いヨガは、とにかく笑うだけですが
・脳の働きを活性化する(アルファ派が増えて脳がリラックス)
・血行促進(深呼吸や腹式呼吸と同じような状態になり代謝アップ)
・自律神経のバランスが整う(交感神経と副交感神経の切替えスイッチを刺激する)
・筋力アップ(心拍や血圧が上がり、酸素の消費が増えて内臓の体操にもなる)
・幸福感と鎮痛作用(脳内でエンドルフィンが分泌されて、ランナーズハイのようになる)
などなど、こんなに身体によい影響をもたらせてくれるのです。
ガン患者が笑いヨガでボランティアをスタート!
集まったみんなと一緒に笑っている様子を想像してみてください。
本当に理由は考えずに、声を出して笑うマネだけをしています。
けれども偽物笑いを続けていると
いつの間にか本当の笑いになり、気が付けば頬っぺたが痛くなるほどの爆笑です。
集まった全員で笑いそして、笑いが作る幸せエネルギーが会場全体に広がるのです。
この想像以上に楽しくて、元気になれる笑いヨガを体験したら
彼女は自分でもこのヨガを伝えて、誰かの役に立ちたいと思ったのです。
笑いヨガの団体では、ボランティア活動へのサポート体制も充実していたので、彼女は元気になった時の夢のボランティア活動にチャレンジ出来たのではないでしょうか。
新しいチャレンジに素敵な輝きを感じるのです!
あの日に彼女が流した涙はまさに人生の崖っぷちにいて
もしかしたら涙が流れた時に
崖から転落したのではないかと思ったりしています。
でも彼女はその時に崖の底から綺麗な空(新しい自分)が見えたのじゃないかと私は想像しています。
崖の下に落ってもうこれ以上の下ってないと思いませんか?
そう思ったら後はもう、向かう方向は上だけのような気がするんです。
彼女もそこに行きついたから全力で再スタートが出来たのではないでしょうか。
足元から崩れ落ちた崖の岩を、これからの人生を土台にして丈夫で安全なステージへ進んでいる。
そんな彼女に私はとても素敵な輝きを感じるんです。